ヒノキ新薬、2015年秋は新生品の育毛トニック「レクシァストニック」に注力

週刊粧業 2015年7月23日号

カンタンに言うと

ヒノキ新薬、2015年秋は新生品の育毛トニック「レクシァストニック」に注力

 肌本来の力を引き出し、健やかな素肌へと導くスキンケア製品「ヒノキ肌粧品」(全品医薬部外品)を展開しているヒノキ新薬は9月1日、薬用育毛・養毛剤「レクシァストニック」(200mL・9000円、写真)を発売する。

 1956年に創業した同社は、4年後の1960年にヒノキチオールを有効成分とした育毛剤「Zトニック」を発売し、ヘアケアカテゴリーでは半世紀以上の実績を持つことで知られる。

 1988年からは「美しい髪はすこやかな頭皮から」との考えのもと、「洗髪・清浄」「柔軟・保護」「毛生促進」「毛生・養毛」の4ステップからなるスキンケア発想のベーシックヘアケアを提唱している。

 育毛剤のカテゴリーでは、頭皮へのアプローチをメインとする「毛生促進」と「毛生・養毛」の2ステップで全4品と豊富なラインナップを誇り、改良などを重ねてこれまでにロングセラーを続けてきた。

 今回の新生品「レクシァストニック」は、1991年に導入した「アーニケアトニック」の後継品として提案していく。

 同品には、殺菌・消炎作用や皮膚への高い浸透力と、新陳代謝を正常にする細胞賦活作用を持つヒノキチオールを配合しているほか、活性酵素除去と免疫調整作用を持つタマサキツヅラフジアルカロイドなどの有効成分が頭皮の炎症を抑え、表皮のターンオーバーを正常に導く。

 さらに、ショウキョウチンキやシャクヤクエキスなどの有効成分が毛母細胞や毛乳頭細胞の働きを高めて発毛を促進し、毛周期を整えることでハリ・コシのあるいきいきとした強い髪を育てるという。

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