原点回帰の時代に突入したフレグランス

週刊粧業 2014年11月17日号 1ページ

カンタンに言うと

原点回帰の時代に突入したフレグランス
 海外ブランドが大半を占めるフレグランス市場では並行輸入もそれなりの流通量があった。

 最近は円高の影響を受けてか、その量は減りつつあり、一時期のような乱売は減ったと言われている。

 価格競争が落ち着きつつある今こそ、消費者にフレグランスの本質を見極めてもらう提案をする原点回帰の時期にきているのではないだろうか。

予想を超える駆け込み
需要大人ユーザー育成が不可欠

 日本輸入化粧品協会がとりまとめた2014年1~9月の化粧品輸入実績よると、香水・オーデコロン類の輸入額は160億3000万円(同5.3%増)と堅調に推移した。フランスが94億2000万円(同4.7%増)と2位のイタリア(29億4000万円、同8.4%増)を引き離し、圧倒的な強さをみせつけた。

 フレグランスは今春の消費増税の影響を予想以上に受けた。

 「時計や貴金属ほど高額な商品ではないので、それほどのまとめ買いはしないだろう」(関係者)との予想を覆し、3月末日に平日過去最高の売上げを記録したところもあった。

 4月以降はその反動があったものの、増税前後の収支ではプラスになったところが多かったようだ。

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