小林製薬、乾燥シーズンの肌トラブル改善セミナー開催

粧業日報 2015年12月11日号 1ページ

カンタンに言うと

小林製薬、乾燥シーズンの肌トラブル改善セミナー開催
医薬品の効果と化粧品の使い心地の
両立めざした商品開発の舞台裏説明

 乾燥肌治療薬「Saiki(さいき)」を今秋発売した小林製薬はこのほど、冬の乾燥シーズンの保湿ケア啓蒙の一環として、大阪市立大学大学院医学研究科の鶴田大輔皮膚病態学教授を招聘し、「皮膚科医から学ぶ肌トラブルの実態と正しいアプローチ」をテーマにしたプレスセミナーを開催した。

 鶴田教授は、「肌トラブル症例とヘパリン類似物質の安全性・有用性」について講演し、肌の基本構造や乾燥するプロセスを説明しながら、医療現場における乾燥肌の治療法について紹介した。

 女性が気になる肌質は、「普通肌」「脂性肌」「乾性肌」「混合肌」の4タイプで、「乾性肌」がかかりやすいとされる代表的な疾患は、老人性乾皮症、アトピー性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹の3つである。

 中でも乾性肌は、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下し、様々な抗原物質が侵入しやすく、かぶれやかゆみから湿疹になりやすいため、「乾燥症状の治療には、バリア機能の改善と水分量の保持による予防が必要になる」という。

 乾燥症状に必要な治療として鶴田教授は、「粉ふきや皮めくれが起こり、見た目も気にする女性は多い」ことから、「乾燥肌を治療するだけでなく、炎症を抑えてキレイに治すことで、より効果的な治療につながる」と話した。

あと75%

粧業日報の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 小林製薬、乾燥シーズンの肌トラブル改善セミナー開催

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop