牛乳石鹸共進社・宮崎悌二社長、「品質に対する信頼」を礎に熱烈なファン作りを推進

週刊粧業 2016年1月1日号 69ページ

カンタンに言うと

牛乳石鹸共進社・宮崎悌二社長、「品質に対する信頼」を礎に熱烈なファン作りを推進
 昨年の当業界においては、原料価格の上昇、物流運賃のコスト増や人件費の高騰など、不透明な要素を残した1年となりました。

 そうした中で牛乳石鹸共進社の昨年上期(4月~9月)は、主力の固形石鹸の好調さに加え、付加価値商品の売上構成比の拡大により、売上・利益ともに目標通り達成いたしました。これもひとえに卸店様、小売店様そしてお客様のご支援、ご愛顧の賜物と改めて感謝申し上げます。

 当社では、今年が第五次中期(3カ年)経営計画の仕上げの年度になります。その内容は、「情報の共有化を図り、生産性の向上に取り組む」「品質を追求し、固形石鹸の市場を活性化させる」「付加価値商品の育成と開発を行う」「販売チャネルの育成と開拓を行う」という4つの柱を進めております。

 固形石鹸市場の活性化の取り組みについては、多くの子ども達にも石鹸の良さを知って頂こうと、昨年キッザニア甲子園に石鹸工場パビリオンを出展致しました。商品面では赤箱、青箱のリニューアルを行い、固形石鹼ユーザーに安心感を強く持っていただけるように「国産」表記をして商品特徴も分かりやすくしました。

 付加価値商品の育成と開発については、「カウブランド無添加」「バウンシア」「キューピー」「スキンライフ」「自然ごこち」「ウルルア」の6ブランドを設定し、順調にシェア拡大が進んでいます。特に好調が続いているバウンシア、カウブランド無添加シリーズについては今後も店頭フォローを強化し、新規トライアルを促すサンプリング施策なども続けてまいります。

 そして、ここ数年は牛乳石鹼の熱烈なファン作りに全社で取組み、昨年は地元の幼稚園及び小学校や公共機関の皆様との協同イベントも数多く行っています。今後も活動を地道に増やしていくことで従業員のCSR活動への関心も深まり、参加者同士の交流も増え、仕事へのモチベーションアップにも繫がっていくと感じています。

 昨年は、多くの企業でコンプライアンスの欠如による不祥事も散見された年でもありました。改めて品質に対する信頼こそが製造業の原点であることを肝に据え、社員一同、企業活動に邁進してく所存です。
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