化粧品メーカー各社、人材確保と長期雇用へ創意工夫

週刊粧業 2016年2月8日号 8ページ

カンタンに言うと

化粧品メーカー各社、人材確保と長期雇用へ創意工夫
 少子化や人口減少によって顕在化している労働力不足が、企業経営に不安要素をもたらしている。特にサービス業では、店頭に立つ販売員の確保が年々厳しさを増しているようだ。

 それと逆行するかのように、現在も大型ショッピングモールを筆頭に各地で商業施設のオープンが相次いでいる。出店要請があっても、スタッフを確保できない――。そんな声が、特に地方からよく聞こえてくるという。

 化粧品売場の最前線で奮闘しているのは、大半が女性だ。結婚や育児、介護など、生活環境の変化が仕事に大きく影響する。特に販売職は体力の消耗が激しく、それでいて給与水準が高くないという事情もある。長く働き続けることが容易ではない業種の代表例といえるだろう。

 現在はそんな販売職も、人手不足を背景に各社が争奪戦を繰り広げているようだ。正社員か否かの雇用形態や、家庭の事情などに合わせた柔軟な勤務形態、さらにキャリアアップ制度や給与など、条件提示を工夫して優秀な人材の確保に奔走している。

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