コーセー、創業70周年を機に研究開発拠点の再編成に着手

粧業日報 2016年3月7日号 1ページ

カンタンに言うと

コーセー、創業70周年を機に研究開発拠点の再編成に着手
新基盤研究所の投資額は40億円、
2019年春の竣工めざす

 コーセーは、3月2日に創業70周年を迎えたのを機に、2017年3月末までの約1年間を「70th YEAR」と位置づけ、「研究開発拠点の再編成」をはじめとする様々な取り組みを推進することにより、さらなる飛躍を目指していく。

 同社は、戦後間もない1946年3月2日に、創業者・小林孝三郎氏によって東京都王子区(現在の北区)に資本金10万円、従業員4名で創業、その2年後の1948年に現在のコーセーの前身となる「小林コーセー」に改組し、化粧品の製造販売を開始した。

 特に、全国の化粧品販売店との直接取引による強固な販売網と、数々の業界初の画期的な商品を世に問う商品開発力を強みに、成長を続けてきた。

 そして1991年にCIの刷新を行い、現在の社名に変更するとともに、多様なブランドを擁するマーケティング戦略を導入し、多様化する販路や消費者ニーズに対応することで、業態を進化・拡大させてきた。

 さらには1999年に株式を店頭公開し、翌2000年12月には東証一部への上場を経て、今日に至っている。

 小林一俊社長は創業70周年を迎えるにあたり、「創業時の『化粧品を通じて、世の中を明るくしていきたい』という想いや、社是として連綿と継承されている『正しきことに、従う心』を基本とする企業姿勢、お客さまの視点を第一に、オリジナリティの高い商品を、相応しい販路を通じて提供するという『高付加価値へのこだわり』は、70年を経た現在も変わらない。これからも、このような『守るべきこと』を継承しながらも、時代の変化に合わせて進化を続け、活動の場を日本を起点にアジアから欧米へグローバルに拡大していく」とコメントしている。

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