一丸ファルコス、「美白+α」の効果で高機能化をバックアップ

C&T 2016年3月15日号 54ページ

カンタンに言うと

一丸ファルコス、「美白+α」の効果で高機能化をバックアップ
 化粧品・医薬部外品、健康食品の機能性原料の研究・開発を行っている一丸ファルコスは、肌の「色素沈着のメカニズム」に着目し、作用機序がそれぞれ異なる美白素材を開発・製品化しており、多角的・総合的に美白肌へアプローチできる化粧品の開発を推奨している。昨今は、それぞれの美白素材の可能性を広げる研究を進め、新たなエビデンス

 まず紹介する「シンデレラケア〈タイムエキス(1)〉」(外原規適合)は、シミの原因とされる「メラニンの歩みをとめる」という新しい美白アプローチを見出した美白素材である。このほど、新たにヒトモニター試験で「くま改善作用」が認められ(表1)、「アンチエイジング作用を併せ持つ美白素材」としての提案を開始した。

 そもそもシミは、メラノソームが表皮細胞へと受け渡され、表皮を黒化することにより、形成される。同社は、そのメラノソームの運び役である「キネシン」に着目。「キネシン」は、チロシナーゼやメラニンを内包するメラノソームを抱え上げ、色素細胞の中心から樹状突起の先端へ向かって運ぶ機能を持つ輸送タンパクである。

 つまり、色素細胞のキネシンの発現を抑制できれば、メラニンが表皮細胞へ輸送されず、表皮の黒化を防ぐこと(肌の淡色化)につながると考えられる。

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