みずほ証券 佐藤氏に聞く、2016年下期の化粧品業界展望

週刊粧業 2016年6月27日号 8ページ

カンタンに言うと

みずほ証券 佐藤氏に聞く、2016年下期の化粧品業界展望
 2015年化粧品・日用品業界は、訪日外国人による「インバウンド」がキーワードとなり、上場企業の業績を押し上げた。日本人の消費(内需)が気になるところだが、上場各社の2016年1~3月期業績は好調を維持した。2016年も引き続きインバウンド需要は拡大傾向にある。

 しかしながら、各社に手放しで喜んでいる様子はない。インバウンドの勢いを保ちつつ、次の一手を打つことで企業成長の加速を試みる。

 2016年のキーワードは「中国越境EC」を軸にした「アウトバウンドマーケティング」か――。みずほ証券 リサーチグループ エクイティ調査部 シニアアナリスト 佐藤和佳子氏の見解を、下期以降の展望指標として紹介する。

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