牛乳石鹸共進社、「贅沢泡とろ」の人気2品をグレードアップ

週刊粧業 2016年7月4日号 23ページ

カンタンに言うと

牛乳石鹸共進社、「贅沢泡とろ」の人気2品をグレードアップ
 牛乳石鹸共進社は入浴剤ブランド「お湯物語」から9月2日に発売する泡タイプの分包入浴料「同 贅沢泡とろ」(全4品うち新2品、各30g180円)を秋の注力ブランドに位置づけ、自分へのご褒美アイテムを求める20~30代の独身女性をコアターゲットに店頭露出を強めていく。

 「贅沢泡とろ」シリーズは、天然香料を使用したこだわりの香り4種をラインナップしており、泡の持続性を高める独自のバブルキープ処方を採用することで、長時間たっぷりの泡が楽しめ、贅沢なバスタイムを演出する。

 発売からシリーズ売上げは堅調に伸びており、2015年度は前年比2ケタ増で伸長するなど分包・バラ売り入浴剤市場の拡大に寄与している。

 同社の調査では、分包・バラ売り入浴剤を使用する20~30代女性の8割以上が、1回の買い物で複数の入浴剤アイテムを購入する傾向が見られ、商品を選ぶポイントについては、約7割の女性が「その日の気分に合わせて、色々な香りを購入する」ことがわかっている。

 その調査結果を踏まえると、お気に入りの入浴剤ブランドから香り違いのアイテムを選ぶ傾向もまた、シリーズの好調要因と言えそうだ。

 今秋は、シリーズ売上を牽引するローズ系、ジャスミン系からそれぞれ「ジュエリーローズの香り」「ティアラジャスミンの香り」を発売し、ユーザーのロイヤル化を促進するとともに、新規ユーザーの獲得につなげる。

 シリーズ共通の美肌成分(ヒアルロン酸、コラーゲン)に加え、「ジュエリーローズの香り」にはローズヒップエキス、ノバラオイル、「ティアラジャスミンの香り」にはジャスミンオイル、ホホバオイルの2種類の保湿成分をそれぞれ配合した。ジュエリーローズの香りでは、白濁感もアップさせている。
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