エコプロ2016、各社がこだわりの環境配慮製品を展示

粧業日報 2017年1月6日号 4ページ

カンタンに言うと

エコプロ2016、各社がこだわりの環境配慮製品を展示
 環境とエネルギーの未来展「エコプロ2016」(主催=産業環境管理協会、日本経済新聞社)が2016年12月8~10日かけて開催され、延べ16万7093人が来場した。

 ライオンではブースを玉手箱に見立てて4つのテーマを設け、外壁には代表的な製品の初代のボトルと現在の製品を埋め込み、「製品を通じて社会課題解決に取り組み続けるライオン」が各分野でどのように課題解決をしたのかを表現した。

 例えば1956年発売の「ライポンF」は、まだ生野菜を食べる習慣がない時代に食の欧米化でサラダを食べるようになり、食中毒になる人が増えたことから、厚生省(当時)の依頼を受けて食器・野菜用洗剤として発売したという。

 その時代に応じて社会課題をどのように解決してきたかを年表形式で記し、「口腔衛生の普及や啓発など、個に焦点をあてた事業展開にはじまり、洗濯機の普及で合成洗剤が使われて河川が泡立つ問題は生分解性の高い洗剤や低発泡性の洗剤を出して解決した。オゾン層破壊や温暖化、資源枯渇といった地球規模の環境問題のためには再生産可能な植物原料を使い、CO2の発生につながらないカーボンニュートラルな洗剤を開発した。現在、持続可能な社会に向けた商品開発に取り組んでいる」(羽島桂子CSR推進部環境保全推進室副主任部員)という。

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