ビューティブレーン、若い世代特有のブランド感に注目

週刊粧業 2017年10月23日号 25ページ

カンタンに言うと

ビューティブレーン、若い世代特有のブランド感に注目
 ビューティブレーンの廣瀬知砂子代表に2017年の化粧品業界を総括してもらった。

 スキンケアでは温かくなる、粒が溶けるといったおもしろい素材のクレンジングがヒットしたのが意外だった。このような路線は一発屋で終わると思われがちだが、若い世代の間ではそうでもなく、気に入ったら続けてくれる。

 企画担当者の思い込みでヒットを逃してしまっているのではないか。メーカーは新しい切り口や素材を追究しがちだが、そこで消費者とのギャップが出てしまう。

 今年は防御アイテムも注目され、新たなカテゴリーとして確立された印象がある。化粧品のヒット商品には気分を上げる波と脅しで下げる波があるが、今年は脅しの部分が強かった。

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