小林製薬、2018年第2四半期は増収2ケタ増益

粧業日報 2018年8月27日号 3ページ

小林製薬、2018年第2四半期は増収2ケタ増益
 小林製薬の2018年12月期第2四半期連結決算は、国内新製品の販売好調とインバウンド需要の取り込みに加え、海外事業が大きく伸長し、売上高が前年同期比8.0%増の726億7800万円、営業利益が12.0%増の116億200万円、経常利益が12.6%増の115億3300万円、四半期純利益が8.4%増の76億2900万円で増収増益だった。

 小林章浩社長は8月3日に都内で開催された決算説明会で、業績好調が続いていることに触れ、「最近3期の成長要因の半分は、インバウンド需要の拡大によるものだ。今後インバウンド需要が伸び悩むことがあっても、製品の開発力や育成力といった実力で成長を持続できるように取り組んでいく」と述べ、2017年度からの中期3カ年経営計画の目標に掲げる「実力ある成長」を目指す方針を改めて強調した。

 そのインバウンド売上(推計)は、医薬品を中心に伸ばす中、「かんたん洗浄丸」や「1滴消臭元」、「サラサーティ ランジェリー用洗剤」など日用品カテゴリーにも広がりをみせて、前年同期比57.6%増の52億円となった。

 また、海外事業を含む中期経営計画の成長4事業の初年度(2017年度)進捗率は、漢方事業(127億円)が124%、海外事業が44%で計画以上の推移を示し、残る通販事業(進捗率27%)とスキンケア事業(同17%)の伸長が課題となっている。

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