2018年オーラルケア市場規模2380億円、拡大傾向も伸長率鈍化

週刊粧業 2018年10月29日号 1ページ

2018年オーラルケア市場規模2380億円、拡大傾向も伸長率鈍化
 2018年のオーラルケア市場規模は、前年比1%増の2380億円になることが予想される。

 主要カテゴリー別にみると、ハミガキが前年比微増の885億円、ハブラシが前年比1%増の553億円、洗口液が前年比2%増の338億円となる見込みだ。

 ハミガキの高付加価値化や洗口液・デンタル用品の使用率向上により市場は堅調に推移しているが、昨年からは伸長率の鈍化が続いている。

 こうした中、メーカー各社は市場活性化への取り組みを推進している。

ハミガキは個別の悩みに応じた
高単価商品の投入で堅調に推移

 オーラルケア市場は、消費者の口内環境に対する意識の高まりや残存歯数の増加にともなって堅調に推移し、2018年も前年実績を上回る見込みとなっている。

 残存歯数増加の背景には、厚生労働省と日本歯科医師会が平成元年より推進する、80歳になっても歯を20本以上保とうという運動「8020運動」など社会的な動きが影響している。

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