オルビス、「日本初の肌トクホ」でスキンケアに新概念

週刊粧業 2019年1月1日号 66ページ

オルビス、「日本初の肌トクホ」でスキンケアに新概念
 ポーラ・オルビスグループのオルビスは1月1日、日本初の肌への機能がある特定保健用食品(トクホ)「オルビス ディフェンセラ」(45g〈30日分〉3200円)を発売する。乾燥が気になる肌に対して機能があることから、健康食品ではなく、「肌トクホ」という括りで新たなスキンケアアイテムに位置づけて提案していく。

 同品は、開発を担ったグループのポーラ化成工業が10年の歳月をかけて研究開発に成功した大型新製品であり、発売間近に控えた18年12月11日にはトクホ承認・発売を記念して横浜研究所内で河津桜の植樹式を行った。

 グループの期待を背負った「ディフェンセラ」は、玄米1トンからわずか約2gしかとれない希少性の高いグルコシルセラミドにより、肌の水分を逃しにくくする「インナーアクアバリア」を形成し、透明感とうるおいに満ちた肌へ導く。経口摂取により肌の水分を逃しにくくする機能があるため、乾燥肌の悩みに対し、従来のスキンケアでは補えない新たなケアとして提案していく。

 また、同社は中国国内でのスキンケアを中心としたオルビスブランドのプレゼンス拡大を目的に、18年11月に中国・アリババグループが運営する越境EC「天猫国際」と戦略提携を結んでおり、「日本初の肌トクホ」となった「ディフェンセラ」を中国事業進展の中軸に位置づけ、2月より中国・越境ECで販売を開始する。その後、台湾やシンガポールへの発売も予定しているという。
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