ポイントピュール、オリジナル商品とOEMがともに好調

週刊粧業 2020年1月1日号 57ページ

ポイントピュール、オリジナル商品とOEMがともに好調
 ポイントピュールは2019年、設備投資に注力し、各種充填機を3台増設したほか、製造釜の強化により生産力は3倍に拡大している。

 2019年の取り組みについて大道敦社長に伺った。

 ――2019年の取り組みについてお聞かせください。

 大道 オリジナルブランド、OEM事業ともに台湾や中国などのアジアを中心とした海外からの引き合いが高まっている。

 海外各国からの「メイドインジャパン」へのニーズが引き続き高まっていることに加え、当社商品の強みである久米島海洋深層水も注目を集めており、まとまった受注につながっている。

 幹細胞培養液の注目度が年々高まっている中で、当社の強みの1つである、盤石な研究開発体制がOEM事業の好調を下支えしている。

 ――2020年に向けた展望についてお聞かせください。

 大道 2017年から計画的に進めている、材料栽培から取り組むオーガニック原料を活かした化粧品の展開を予定している。

 また、2020年にはホテルアメニティのOEM事業をさらに強化していきたい。海洋深層水などの特長成分のほか、アジア圏であれば1日で運輸が可能な「沖縄県」という優れた立地性が、大きなメリットの1つとなっている。

 そのほか、10年前からは売上の一部を「久米島の海を守る会」への寄付に充てているほか、工場排水の地上での完全ろ過などに取り組んでいる。

 こうした取り組みを継続しながらも、できる部分から環境への配慮を今後も進めていきたい。
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