横浜油脂工業、デジタル展示会で製造釜の洗浄技術を紹介

週刊粧業 2020年6月8日号 2ページ

横浜油脂工業、デジタル展示会で製造釜の洗浄技術を紹介
 横浜油脂工業は5月18日から、自社HPにて「デジタル展示会」を開始した。

 同社は現在、政府から発表された新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を基準に、展示会への出展や営業訪問を控えて活動している。

 こうした中、新しい製品情報や技術情報を発信するため、「デジタル展示会」を開催。展示会へ出展予定だった内容を、製品群やテーマごとにブースを設けて自社HP上に掲載している。

 創立90周年を迎えた同社は「乳化、可溶化、分散、コーティング(表面改質)」をコア技術に、自動車の洗浄・コーティング向けカーケミカル製品や、空調・ビルメンテナンス製品、精密洗浄剤など、幅広い分野で化学品を展開してきた。この経験とノウハウを活かし、今般新たに化粧品製造釜の洗浄技術の提案を開始。「デジタル展示会」でも同技術を紹介している。

 化粧品製造における設備のメンテナンスは、その高い製品品質を維持する上でも、常に最適化が求められている。中でも、ファンデーションや口紅、アイラインなどの化粧品は、各種シリコーンをはじめとする難除去性成分が配合されているため、製造設備の壁面およびアンカー部等に付着した残渣が固着するなど、汚れが落としにくく、洗浄に多くの時間が費やされる問題がある。

 この問題に対し、同社では設備用洗浄剤として難除去性成分をより効率的に洗浄することに特化した「ハマユーシリーズ」を展開している。それぞれの顧客に最も適した洗浄方法を提案することで、顧客の製造環境の改善に努めている。
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