薬用化粧品･機能性表示食品OEM受託製造メーカーの天真堂は、国内通販チャネルをメインとするクライアント企業の販路拡大を強力に支援するため、日本のリアル店舗と中国のEC･リアル店舗への進出を中心に、開発･販促･販売ルート開拓といったあらゆる面からサポートする事業戦略「4C+（ヨンシープラス）」を推進している。
中国市場では、現地のニーズに沿った商品･CRM設計やプロモーションが不可欠になりつつあり、現地の商習慣の違いや販路開拓が大きな課題となっている。
同社では、こうした中国進出における日本企業の課題を解決すべく、2019年4月に日本企業の中国市場に向けたインバウンド･越境ECのプロモーション施策を支援するFind Japanと業務提携を行った。
これにより、薬用化粧品･機能性表示食品のOEM事業を主軸にフルフィルメント事業やクライアントの海外進出を行う天真堂と、中国消費者目線でメーカー各社に「プロモーション支援」と「販売チャネルの構築支援」を提供するFind Japanの強みを活かし、クライアントの全面的な海外進出のサポートが可能になった。
さらに、今年6月には化粧品ブランドの中国進出をサポートする一般社団法人日本美粧協会（以下、JBA）と、双方のサービス強化を目的としてパートナーシップを締結した。
中国進出を希望する天真堂のクライアントに対し、JBAから市場調査をはじめ、認可取得、販路拡大、プロモーション、価格コントロールといった中国進出に必要なサービスを提供する。中国市場でビューティ&ヘルス領域の事業を開始するJBAのクライアントに対しては、天真堂がこれまで培った「売れるモノづくり」を提供する。
「将来的には、リアル店舗や海外販路の流通開拓の入り口を構築していく『4C+』の取り組みを、ASEANにも広げていきたい」（同社）
