コーセー、コスメデコルテから新フレグランスシリーズを発売

粧業日報 2020年9月16日号 5ページ

コーセー、コスメデコルテから新フレグランスシリーズを発売
 コーセーは12月1日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」から、グローバル展開の拡大を見据えフレグランスシリーズ(4種各50mL・8000円)を、全国の百貨店と化粧品専門店で販売する。

 グローバルでは、12の国と地域(日本、中国、香港、台湾、韓国、マレーシア、フランス、イギリス、スペイン、イタリア、アメリカ、カナダ)で順次展開する。

 コスメデコルテは、中期ビジョン「VISION2026」で掲げるテーマ「世界で存在感のある真のグローバルブランドへの躍進」を担うコーセーのグローバルマーケットにおけるハイプレステージ戦略の中核的存在として、世界の富裕層を中心とする高付加価値を求める顧客を中心に支持されるブランドを目指している。

 フレグランス市場は、生活習慣の違いにより日本は海外に比べて市場規模が小さいが、欧米を中心としたグローバル市場においては非常にニーズが高い重要なカテゴリーであり、特に最近では、日本を含め世界的に活況を呈している。

 今後のグローバル展開の拡大を見据え、4つの異なる香りで日本らしさを表現した新たなフレグランスシリーズをラインナップに加えることで、トータルビューティブランドとしての商品提案の幅を広げ、グローバル市場における新規顧客の獲得とブランドロイヤルティの向上を狙う。

 今回発売するフレグランスシリーズは、日本独自の文化である「着物」(KIMONO)をコンセプトにした。グローバル市場での多様な嗜好性に対応し、「気品」(KIHIN:フローラルシプレ調の香り)、「結」(YUI:フローラル調の香り)、「麗」(URARA:フレッシュフローラル調の香り)、「凛」(RIN:ウッディフローラル調の香り)の4種の異なる香りをラインナップしている。

 共通の天然香料として、グラースで蒸留された「サブリム ローズエッセンス/Sublime Rose essence(For life 認証取得)」を配合し、コスメデコルテならではの深みや気品・奥ゆきを演出。また、着物の帯を想起させる特長的な商品デザインで、着物を纏ったときに自然と洗練される凛とした佇まい、優雅な所作、たおやかな意志、花のような艶っぽさを、香りとともに表現している。
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