小林製薬、富山工場に漢方製剤を製造する新棟を建設

粧業日報 2021年9月3日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 生薬原料の調達から製品化まで自社内で一貫生産体制を整備
小林製薬、富山工場に漢方製剤を製造する新棟を建設
 小林製薬は、漢方・生薬製品のさらなる需要拡大を見据え、100%子会社の富山小林製薬(富山市)の敷地内に漢方製剤を製造する「新漢方棟」を2021年10月に竣工し、22年春より稼働を開始する。

 生産能力は従来比1.4倍となる。充填・包装工程の自動化を進めることで、生産効率は従来比1.7倍になる見込みだ。

 これまで、中国・合肥工場で生薬原料の調達から漢方エキスの生産を行っていたが、製品化は国内OEM生産だった。新漢方棟の建設により、自社内での一貫生産体制を整える。

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