アイビー化粧品、JAK阻害剤の特許査定を受領

粧業日報 2022年2月9日号 6ページ

アイビー化粧品、JAK阻害剤の特許査定を受領
 アイビー化粧品は、ワレモコウの抽出物を有効成分とする「JAK阻害剤」(抗炎症剤、抗掻痒剤、抗アレルギー剤の用途を除く)の発明について、特許査定(特願 2021-083958)を受領した。

 JAK(ヤヌスキナーゼ:Janus kinase)は、チロシンキナーゼの1つであり、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を担い、種々の疾患の発症や増悪に関係している。

 近年、医薬品分野では、JAKの酵素活性を阻害することによって疾患の発症や増悪を抑制する方法が注目されており、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、骨髄線維症、悪性リンパ腫、膵癌、乾癬、円形脱毛症、男性型脱毛症(AGA)の治療に向けた研究開発が行われている。

 今回の発明は、JAKが発症や増悪に関係する疾患の予防や治療に有用な、天然由来のJAK阻害剤を提供することができる点において、産業上の利用可能性を有することが期待される。
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