第20回 中国人観光客の爆買にストップがかかる?

【週刊粧業2015年9月14日号4面にて掲載】

 今や誰もが知る中国人観光客の爆買現象ですが、これにストップがかかる可能性が出てきました。

 既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、9月1日より中国の税関において5000元(約10万円)を超える持ち込みについては課税されるとの通達が出ました。これは以前からあった法律ではありますが、その運用を厳格に適用するとのことです。

 実際に税関でどのような検査がされることになるのか今のところまだ分かりませんが、中国政府はかねてから限度額を超える商品が事実上非課税で持ちこまれていることを問題視しておりましたので、かなり厳しくチェックされるようになるのではないかと思います。

 ちなみに化粧品は最高税率の50%です。もし超過すれば日本で買った値段の1.5倍になりますので、購入額に歯止めがかかる可能性があります。

この記事は無料会員限定です。 週刊粧業オンライン 無料会員にご登録いただくと、続きをご覧いただけます。

週刊粧業WEBにログイン/登録する

この記事のお問い合わせはこちら

沖野真紀

中国女性市場専門調査会社 (株)ブルームス代表取締役

定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。

http://blooms.jp.net/

一覧に戻る
ホーム > 連載コラム > 第20回 中国人観光客の爆買にストップがかかる?

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
pagetop