日本香堂、進化する香りのブランディング戦略

カンタンに言うと

日本香堂、進化する香りのブランディング戦略

 日本香堂は2010年9月7日~10日に開催された第70回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2010に出展し、 秋冬の新製品を発表した。

 このほど、カリフォルニアブランド 「アロマベラ」 が自宅でスパの充足感を堪能できる 「ホーム・スパ・コレクション」 として全面リニューアルを果たした。 創業者マルセル・ラバブル氏が考案した、10種類以上のエッセンシャルオイルの組み合わせにより 「リラクゼーション」 「エナジー」 「ボディートーン」 「レストフルナイト」 の4種類のシナジーを再構築した。

  「日本市場を意識して開発し、 価格もリーズナブルな設定にした。 これまでプロユースのウェイトが大きかったが、 ホーム・スパという新たな価値を提案し、 パーソナルユースとしての需要が高まると期待している。 アロマインストラクターによる勉強会も開催する」 (山根弓子マーケティング本部商品開発部主任)

 上記4種のシナジー別に香りが揃う 「マッサージオイルシナジー」 (4種200mL2000円)、 「ボディーソープシナジー」 (同)、 「アロマティックミストシナジー」 (4種30mL1200円)、 「トロピカルシナジー」 (4種10mL1200円)、 「エッセンシャルオイルシナジー」 (4種10mL2000円) をラインアップ。

  「アンミング」 「アンミングⅡ」 より、 「ハンドクリーム」 (各32g1200円) を9月24日に発売する。 スクワラン、 ホホバ油配合が手肌にうるおいを与える。

  「ルーミィ」 には新シリーズ 「ルーミィタイム」 が9月15日に加わる。 お香がもたらす心地よいひと時を提案する、 「ブライトローズ」 「エレガントイリス」 「オーセンティックハーブ」 「リラックスジャスミンティー」 が揃う。

  「天然のアロマオイルを配合し、 無着色でナチュラル志向のニーズに対応した。 香立てはかわいらしい花型にした」 (山根氏)

 同社ではエッセンシャルオイルを使った香り商材に力を注ぎ、 ビジネスの1つの柱として育成していく構えだ。

 この他、 「エステバン」 より 「レセゾンソフトベルベイン」 (全8品目) と 「レセゾンルームスプレー」 (5種50mL1700円) を9月7日、 白い蘭をテーマにした 「オルキデブランシュ」 を10月6日に発売する。 「パシフィカ」 には 「リードディフューザー」 (8種120mL2000円) が9月24日に加わる。 季節限定商品 「2011年干支」 シリーズ」 (10月下旬発売、 全4品) や 「セントスケープ'11春」 (12月上旬発売、 全8品) も導入する。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 日本香堂、進化する香りのブランディング戦略

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop