ライオン、ＰＲＯＴＥＣシリーズ新ＣＭに大泉洋を起用

粧業日報

2011年3月30日 10:04

粧業日報マーケティング戦略日用品メーカー

カンタンに言うと

　ライオンは、20代後半から30代に訪れる男性のカラダの曲がり角をケアするためのメンズソリューションシリーズ「ＰＲＯＴＥＣ」のＴＶＣＭキャラクターに、俳優・タレントとして活躍中の大泉洋を起用し、ＴＶＣＭ「プロテクダンス」篇（15秒）を4月1日、「男の分かれ道」篇（15秒）を5月から全国で放映する。

　両篇ともに、「ＰＲＯＴＥＣ」のアブラを除去するテクノロジーの技術的側面とブランド観を象徴的に表したＣＭに仕上がっているという。

　ＰＲＯＴＥＣシリーズは、“毛穴洗浄”から“脱毛・薄毛予防”までが自宅でできる2ステップの新・頭皮ケア「頭皮環境正常化システム」を提案する「ＰＲＯＴＥＣＨＥＡＤ」（2007年発売）と、「ニオイ抑制システム」で30代男性特有の脂っぽいニオイも抑える「ＰＲＯＴＥＣＳＴＹＬＥ」（2009年発売）を統合し、30代男性のカラダの変化に着目したメンズソリューションシリーズとして、今春、生まれ変わった。

　そこでＴＶＣＭでは、年齢を重ねても自然体で魅力的な男性でいたいと願う男性に向け、20代後半から30代に訪れる薄毛やニオイなどの男性のカラダの曲がり角（変化）を、 30代からケアすることの大切さを「30代から、（カラダのケアを）はじめよう」というメッセージとともに伝えていく。

　プロテクダンス篇では、大泉さんを中心にして、30代前後の大勢の男性がカルメンの曲に合わせてオリジナルのＰＲＯＴＥＣダンスを力強く踊り、「30代からアブラが増える」ことを表現することで、「30代からはじめる」大切さを伝えている。

　一方、男の分かれ道篇では、30代に訪れる男性のカラダの曲がり角を、広大な荒野に現れた分かれ道になぞらえ、その分岐点にたたずむ大泉さんが、じっと遠くを見つめる姿の上には「30代は、おじさんか。お兄さんか。」という30代の自分に対する疑問がメッセージとして現れ、その疑問に答えるようにＰＲＯＴＥＣのアブラを除去するテクノロジーを紹介。その後、分岐点にたたずんでいた大泉さんが、意思を決めた表情で踏み出すことで「30代から、はじめよう」というメッセージを伝えている。

　同社では、大泉さんが等身大の役柄を表現する演技によって「ＰＲＯＴＥＣ」がターゲットとする30代男性をはじめ世代を超えて高い支持を集めており、「30代から、はじめよう」というＣＭのメインメッセージを、30代男性からの共感を得ながら発信する上で最もふさわしいタレントだと判断し起用に至った。

◎大泉洋（おおいずみよう）
出身地＝北海道江別市▽生年月日＝1973年4月3日▽演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。深夜番組「水曜どうでしょう」(HTB)にレギュラー出演し、人気・知名度共に北海道を代表するタレントとなる。ドラマ「救命病棟24時」（‘05／フジテレビ系）等でさらに全国での認知度を上げ、バラエティー番組にも多数出演している。