エステー、震災渦ものとも今夏もミュージカル開催で社会貢献

粧業日報

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エステー、震災渦ものとも今夏もミュージカル開催で社会貢献

 エステー(本社=東京)は夏季恒例となった社会貢献活動「2万人の鼓動 TOURSミュージカル~赤毛のアン」(2011年8月14日~同24日)の開催に際し、7月5日に本社で観賞チケットプレゼントの公開抽選会を実施したのに合わせ、本開催の陣容や舞台背景を発表して本番直前の意気込みを示した。

 抽選会を前に主催者を代表して挨拶した同社の加藤孝彦常務執行役営業本部長は、「1人でも多くの人へミュージカルを提供しようと1998年に始めた企業活動は、長いもので14年目となった」と感慨深けに語ったのち、3月11日に発生した東日本大震災の直後は「果たして『赤毛のアン』が開催できるものか執行役員会で検討したが、本年こそやるべきだと満場一致で決まった」と述べて舞台裏の経緯を明らかにし、2011年のステージは例年に増して意味深いものと位置づけた。

 また、同本部長は抽選に係わる取材陣に対し「“キンチョー”していませんか? ウチはエステーです」とユーモアを利かせるなど、資本・業務提携しているフマキラー(同)の競合名を想起させる言葉で会場の笑いを誘った。

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