2013年の芳香消臭剤市場、商品力研鑽でしのぎ合いが過熱

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カンタンに言うと

2013年の芳香消臭剤市場、商品力研鑽でしのぎ合いが過熱

 参入企業数が厚みを増して戦国時代となった芳香消臭剤のマーケットが、依然、商品力の研鑽で各社のしのぎ合いが過熱している。

 生活者の1人としてさまざまな店舗で芳香消臭剤の売場を覗くと、参入各社が激烈なアイデア競争を展開している様子が手に取るようにわかる。

 メーカーが競争し合うことで商材全体の平均点が高まり、各社の開発合戦が消費者へ恩恵として降り注いでいると見られる現在、同ジャンルは市場原理が最も働いているマーケケットの1つだといえそうだ。

 一方で、ある大手は2012年について、市場全体に一服感があったとの見解を示している。各社、新製品を思惑通りに売り切れなかったことが「一服」の原因だという。

 こうした実態判断が正しかったとしたら、当特集に並ぶ参入各社の製品や施策は、眠りかけたマーケットを揺り起こす重責と期待を強く担った一群ということができる。

【記事掲載企業】
◎花王~「リセッシュ」の改良品を軸に使用喚起につながる提案強化
◎P&G~消臭・芳香ニーズに応える「ファブリーズ」で市場牽引
◎エステー~主軸で数字見込める今こそ新機軸の育成に最注力を
◎小林製薬~「消臭元」からワンランク上のシリーズで使用満足度向上へ
◎NSファーファ・ジャパン~ブロッキング陳列を提案、洗剤企画品とのセット購入促す

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