東洋新薬、佐賀県固有の柑橘類から育毛作用の追加知見取得

粧業日報

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東洋新薬、佐賀県固有の柑橘類から育毛作用の追加知見取得

 化粧品ODM事業を展開している東洋新薬(本社=福岡市)はこのほど、産業振興に関する協定を締結している佐賀県固有種の柑橘類「ゲンコウ」の果皮に育毛作用を確認し、さきごろ開催した第20回日本未病システム学会(東京・一橋大学)で内容を発表した。

 同社は今後も「ゲンコウ」の機能性探求を継続し、独自性の高い素材と商品の開発に注力する。

 東洋新薬は今春、先に同柑橘の果皮抽出物が持つ強い毛乳頭細胞賦活作用を確認しており、今回の動物実験で得た研究成果は追加知見となる。

 初回に発表した段階で研究成果に優位性があったことは、既にアートネイチャー(東京)が「ゲンコウ」を配合して「ヘアファンデーションパウダー」をうたった「アートミクロンプラビ」(3種)として商品化し、販売していることから垣間見える。

 「ゲンコウ」は佐賀県の孤島、馬渡(まだら)島に自生する希少な香酸柑橘種で、利尿や鎮咳のほか健胃の作用を持つことが古くから知られていたとされるなど、素材背景には歴史の産物が漂う。

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