2014年のボディソープ市場、付加価値品の需要高まり4%増の580億円に

週刊粧業 2015年3月9日号 1ページ

カンタンに言うと

2014年のボディソープ市場、付加価値品の需要高まり4%増の580億円に
 2014年のボディソープ市場は消費税増税前後の仮需、反動減の影響を受けて4~5月が前年割れで推移したものの、6月以降は前年を上回る月が続き、前年比4%増の約580億円となった。

 好調な市場の中でも、特に20~30代女性をターゲットに洗い上がりや香りなどを訴求した中・高価格帯のパーソナル製品が前年比24%増と市場全体の売上げを牽引し、市場構成比は18%まで上昇。マーケットサイズも約109億円まで拡大した。

 市場全体では2015年も引き続き、「肌へのやさしさ」「洗い上がり」「泡立ち」「香り」などで付加価値を高めたパーソナル製品が平均単価を押し上げ、市場拡大を牽引するものと推測される。

「薬用」「男性用」が伸長
平均単価も上昇傾向に

 ボディソープのブランド別シェアは、「ビオレu」(花王、26~27%)が首位を堅持し、「ダヴ」(ユニリーバ・ジャパン、13%)、「ナイーブ」(クラシエホームプロダクツ、以下「KHP」、6%)と続き、上位3ブランドが市場の約半数を占めている。

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