一丸ファルコス、「マンダリンクリア」に「Wの皮膚バリア機能」を見出す

C&T 2015年6月15日号 46ページ

カンタンに言うと

一丸ファルコス、「マンダリンクリア」に「Wの皮膚バリア機能」を見出す
 医薬部外品、化粧品、健康食品分野で原料の開発を行っている一丸ファルコスは、このほど刷新したカタログ「プロダクトガイド2015」の英語版に、中国関連情報として已使用化品原料名称目「IECIC2014」の欄も設け、紹介を開始した。今回紹介する2つの「肌の透明感」を訴求したアンチエイジング原料においても、一目で「IECIC2014」に収録されているかどうかを確認することができる。

 まず紹介する「ニームリーフリキッドB」は、インドに自生するニームの葉から抽出したエキス。  ニームは、インドのほか、南アジア、アフリカ、中南米などの熱帯地方に自生、栽培されるセンダン科の常緑樹。葉、樹皮、枝、種子などほとんどの部位に薬効があるとされ、アーユルヴェーダ(インド伝承医学)において「奇跡の木」と呼ばれる万能薬の木として言い伝えられている。

 「ニームリーフリキッドB」はこれまでの研究で、湿疹やかゆみなどの炎症・アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの遊離(分泌)を濃度依存的に抑制する作用や、炎症拡大を引き起こすプロスタグランジンの合成酵素であるCOX-2を阻害する作用が確認されており、強力な抗炎症作用を持つ。

 ヒトモニター試験では、肌の透明度を向上させる作用が認められている。20~50代男女17名のモニターが5%「ニームリーフリキッドB」配合ローションを1日2回、3カ月間使用したところ、使用期間が長くなるにしたがって、頬部の皮膚明度(L値)が上昇した。また、角層においても、メラニン顆粒が減少し、透明度が上がる傾向も見られた。

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