ぺんてる、文具の機構活かした化粧品容器を集結

週刊粧業 2016年1月18日号 15ページ

カンタンに言うと

ぺんてる、文具の機構活かした化粧品容器を集結
 大手文具メーカーのぺんてる(本社=東京都中央区)は、文具の特殊な機構を活かした化粧品容器を幅広く展示し、容器の形状や機構で差別化を図りたいとするメーカー各社に持ち前の技術をアピールする。

 数多くの展示ラインナップの中でも最大の目玉と位置づけているのが、ノック式弁機構吐出容器の「S―GFH」だ。

 中綿などを使用しない独自の「ダイレクト・フロー・バルブ・システム」を採用することで、ノックする度に内蔵の弁が開き、粒子の大きい顔料やパールも詰まることなくスムーズに直接ブラシに吐出できる設計を実現した。ファンデーションやコンシーラー、リップ、アイライナー、ネイルカラーなど幅広い用途が可能だ。

 さらに、同様の吐出システムで大きいサイズの「GFH」や、30年超のロングセラーを続けるノック式定量吐出容器「LCK」、さらには低粘度のアイライナーなどに用いる中綿式細軸容器「TSEL」などの従来品も揃え、用途に応じた豊富なバリエーションを提案する。

 今回はこのほかにも、文具を応用した容器を数多くラインナップする。

 例えばサインペンや蛍光ペン、絵の具、修正液など、どれも馴染み深いアイテムばかりだ。展示会に合わせ、それらを専門業者に依頼して煌びやかなデザインに装飾してもらったところ、瞬く間に文具が化粧品容器へと様変わりした(写真参照)。

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