コーセー、EMB精神で培った成果競う場としてコンテストを開催

C&T 2015年12月15日号 32ページ

カンタンに言うと

コーセー、EMB精神で培った成果競う場としてコンテストを開催
 コーセーでは毎年4月、国内外含む総勢約5000名の美容スタッフを対象に「グローバルEMBコンテスト」を開催している。

 同社は1975年度から全国規模のコンテストを開催し、2010年からは海外の美容スタッフも参加するグローバルコンテストとして国内外のスタッフがスキルを競う場になった。

 営業推進部美容教育課の岡崎俊巳課長、小屋由佳氏、鈴木望氏はコンテストの仕組みと醍醐味を次のように語った。

「レッスン」など接客スキル重視
実技と応対力を5段階総合評価

 ―「EMB」に込められたメッセージを教えて下さい。

 岡崎 「Expectation Meet Beyond」の頭文字をとった社内的名称であり、「期待に応え、期待を超える」を意味する。

 この施策は1993年からスタートし、美容スタッフは入社すると最初にこの「EMB精神」を身につける。

 「EMB」の接客は「知識・技術、形(外見)×心の接客」という方程式に基づいて行う。

 コンテストでは近年、技術だけでなく接客にも重きを置くようになった。

 例えば、ここ数年はお客様に商品の正しい使い方を指導する「レッスン」を重要視し、他社との差別化をはかっている。

 「レッスン」を通じてお客様からの信頼を得るという、目的もある。

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