ハラール化粧品の最新動向、「東南アジア」攻略が市場拡大の鍵に

週刊粧業 2016年8月22日号 1ページ

カンタンに言うと

ハラール化粧品の最新動向、「東南アジア」攻略が市場拡大の鍵に
 現在、世界には約16億人以上のイスラム教徒(ムスリム)が存在し、全世界のムスリム人口の6割をアジア太平洋地域が占めるといわれる。

 2030年にはムスリムが22億人まで拡大するとの予測もあり、近年、ムスリムを対象とした「ハラール」商品への関心が世界的に高まってきている。

 中国や東南アジアの化粧品事情に詳しい矢野経済研究所の浅井潤司氏(ライフスタイル&ビューティーグループ部長)に、ハラール化粧品の最新動向を聞いた。

インドネシアとマレーシアに注目
認証機関の選定には注意が必要

 ――現在のハラール市場をどのように分析していますか。

 浅井 ムスリムは人口の増加ペースが速く、平均年齢が20代半ばで経済成長のポテンシャルも高い。

 近年は不透明な中国市場の動向もあって、東南アジア(ASEAN)の開拓を進める動きが高まってきており、それに伴ってムスリム人口が多いインドネシアやマレーシアでのハラール市場が注目を集めている。

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