ティアーズ、業務用・店販品ともに順調

週刊粧業 2019年4月29日号 6ページ

ティアーズ、業務用・店販品ともに順調
 高品質低価格販売で今年も順調に売上を伸ばしているティアーズは、昨年同様、ヘアカラー剤を柱に店販品・化粧品にも力を入れて拡販活動を行っている。

 昨年発売したルーモスダイヤヘアカラーが売上拡大に貢献しており、従来のアステティックヘアカラー(120g)やウェル&ウェル早染め(120g)とともに好調に推移している。今後、ファッションカラーの発売も予定しており、さらなる売上の拡大を目指す。

 昨年、オーストリアのトロールコスメティック社と業務提携し、ドイツのヘアケアブランド「マーリス モォラー」を発売したが、こちらも順調に販売数量を伸ばしている。

 同ブランドは求める髪質別にモイスチャーアップ、シルキーアップ、ボリュームアップの3種類で構成されており、今秋には、さらに6品目を発売する予定だ。

 また、TVCMやユーチューブなどの媒体も活用し、プロモーションにも注力しており、「シャンプー・トリートメントに続き仕上げ剤等のラインナップを充実させることで、ヨーロッパヘアケアを日本でも身近なものにしていく」(マーケティング部 金子マサ子氏)考えだ。

 同社は今後、ヘアケアだけでなく、化粧品にも力を注いでいく方向で動き出しており、その先駆けとして発売したファラジースキンケアは確実にファンを増やし、定着してきている。中でも、スキンケアとは全く違う発想の「顔が運動する」クリームというコンセプトのファラジー アクティブ シークレットクリーム「the F」は今年1月の発売後、コンセプトが興味を引き、実使用につながったことで幅広いファンを獲得している。

 また、乳酸菌も高配合しており、無香料・ノンパラベンであることから、女性だけでなく男性にも好評で、お酒でむくんだ顔や髭剃りによる乾燥、肌のテカリなどの悩みを持つ人々を中心に使用者が増加している。

 「美容のプロ製品の製造販売からスタートして30年が経つが、今後はヘアケアのみならず、幅広い分野をカバーしていき、当社の高品質をより多くの人に知ってもらいたい」(同氏)
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