花王、中国で「キュレル アンチリンクルフェイスクリーム」を発売

粧業日報 2022年8月18日号 2ページ

カンタンに言うと

  • Z世代に向けた中国専用エイジングケアプレミアムラインとして本格育成
花王、中国で「キュレル アンチリンクルフェイスクリーム」を発売
  花王は7月27日、乾燥性敏感肌を持つ若者の肌悩みを解決する「キュレル アンチリンクルフェイスクリーム」(40g 238元)の販売を中国で開始した。Tmallキュレル公式旗艦店、その他ECチャネル、店舗にて順次発売していく。

 中国の若年層(Z世代)の乾燥性敏感肌ニーズに合わせ、独自の肌研究技術を応用し、日中研究開発チームが共同で開発した。中国消費者に向けたキュレルで初めてのエイジングケア商品であり、初めて中国で生産する商品となる。

 「アンチリンクルフェイスクリーム」の発売を皮切りに、今後ラインナップを拡張し、中国専用エイジングケアプレミアムラインとして本格育成することで、中国市場における花王化粧品のプレゼンスを強化していく。

 中国の若年層(Z世代)は、徹夜でのドラマ鑑賞や深夜残業など生活スタイルの変化や、季節の変わり目の肌トラブルにより、若いうちから、小ジワや乾燥ジワを気にし始める人が増えてきている。

 同社の研究によると、肌の乾燥ジワや小ジワなどの主原因は、肌の中のエラスチン繊維が分解されることであり、それが若い肌においても小ジワを発生させていることを発見している。

 そこで同社の日中共同研究開発チームが実験を繰り返した結果、キュレル特有の「セラミド機能成分」は、「ショウキョウ(生姜)エキス」とともに作用することにより、保湿バリアを守ると同時に、エラスチン繊維を分解するエラスターゼの産出の抑制を助けることで、シワの形成を有効的に予防し、肌弾力を保つことがわかった。

 「アンチリンクルフェイスクリーム」は、「セラミド機能成分」と「ショウキョウ(生姜)エキス」を配合。これらがともに作用することより、肌の「バリア力」と「潤いと弾力」を同時にケアする。「攻め」と「守り」両方の効果で、Z世代の乾燥性敏感肌を守り、「初めての小ジワ」の発生を遅らせる効果を発揮。乾燥性敏感肌のエイジングケアという悩みにダイレクトに対応し、エイジングケアの新体験を提供する。
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