MASAYA(カラースタジオ)

岡山発の化粧品専門店㈱MASAYAは、現在全国に34軒の専門店を展開するまでに規模を拡大。イオンモールをはじめとした大型商業施設を中心に、全国に店舗を広げ、現在8万人もの会員顧客を抱えている。
同社の成功は、決して運や偶然ではない。市場性を見て、その市場特性に合った提案を繰り返し、その地での足場を固めてきた。いわば、高田社長の戦略は、綿密なエリアマーケティングの下に成り立っていた。
まるまんフィオーレ

九州各地の駅ビルや商業施設に12の化粧品専門店を展開しているまるまんフィオーレは、丁寧な接客やカウンセリング、肌の手入れなど、実店舗だからこそ提供できる付加価値によって支持を集め、多くの顧客を獲得している。
社名に「まる=平和」「まん=万(すべて)」「フィオーレ=花」の意味を込め、全ての人へ美しさを提供する店として地元住民から支持を集めており、ここ5年ほどは売上も右肩上がりで伸長している。
ギンザビビグループ(化粧品の店 長尾)
東京・神奈川・千葉で化粧品専門店を運営するギンザビビグループは、外国人観光客で賑わう銀座通りに面した銀座ナイン-2・1階に、専門店業態では初となる「グローバル資生堂」のオンリーショップ「エルメ・ド・ボーテⅡ銀座店」をオープンした。
長尾好樹取締役専務は、「エルメ・ド・ボーテⅠ」をオープンした5年前と比較して、「外国人観光客の集客力がアップし、お客様の層もガラリと変わった。新たなお客様ニーズに合わせる形で各店の連携を強めて対応している」と話す。
星の国商事

化粧品専門店を道内に3店舗展開する「星の国商事」(本社=札幌市、高瀬直樹社長)では、昨年度(2017年2月期)から新たに店舗で働くスタッフと美容部員に加え、社外のメーカー・金融機関・関連取引先を招いて「事業方針説明会」を開催し、今年4月に2回目の事業方針説明会を行った。
新たな試みの狙いについて高瀬社長は、「当社が目指す『きちんと化粧品を買うなら星の国』というビジョンと、その達成に向けた具体的な数値指標として掲げる『15万人の会員づくり』を社内外へ明確に示し、意志統一を図ることで力強くスピーディーな目標の達成を目指していきたい」と語る。
パーミンダイゴウ

埼玉県・北浦和駅前にテナント店舗ビルを構えるダイゴウ(商号=パーミンダイゴウ)は、30~40代の「ママ世代」をターゲットに化粧品店「コスメティックコート」をはじめ、婦人服・服飾雑貨店、ネールサロンの事業を展開する。
化粧品店の鈴木由美子店長は「ビルを利用するママがリフレッシュし、さらにキレイになってもらうことで、子どもや家族の笑顔にもつながるサービスをどんどん充実させていきたい」と話す。