石原商店、人気キャラクター「くまモン」シリーズを導入

　石原商店では、今春発売した「洗顔用泡立てポーチバブルポーチ」（380円）を注力商品と位置づけている。

　オーガンジーとナイロンネットの二重構造になっており、中に固形石けんや洗顔フォームを入れてシャーリングをし、泡立てるとクリームのような泡が簡単につくれる。「泡立てにくい」「置き場所に困る」といった固形石けんユーザーの悩みを解決するアイテムとして開発した。ロングセラー商品「クオリティークリームオーガンジーネット」が生クリームのような上質な泡がつくれると好評であり、新作はそこから派生したアイテムだ。鮮やかなピンクのネットとパープルの紐は店頭でひときわ目をひく。

　昨春発売した「シルクプロテインスチームマスク」も好評だ。マスク生地に保湿性の高いシルクプロテインを加工し、抗菌加工も施した。毛穴を温めて開かせ、クレンジングしやすくする。目まわりは温感が持続する二層構造で、鼻の頭までカバーする全顔サイズにした。

　さらに、人気キャラクター「くまモン」シリーズを導入する。

　「くまモンのあぶらとり紙」（300円）とミトンタイプの「同ブラックあかすり」（600円）を4月に、グローブタイプの「同ベビーパフ」（250円）を5月に発売する予定で、旬のキャラクターを取り入れたシリーズとして流通から高い期待が寄せられている。

　「営業担当者が売場から声を集めて社内にフィードバックすると、商品企画につながる様々なアイデアが集まる。店頭には商品が溢れているので『これなら使ってみたい』と思ってもらえる商品を投入していかなければならない。お客さまは機能だけでは満足しないので、様々な切り口を加味しながら商品開発を進めていきたい」（石原弘取締役東京店店長）