ハーバー研究所、旅行者向け免税対応をスタート

週刊粧業 2015年2月2日号 11ページ

カンタンに言うと

ハーバー研究所、旅行者向け免税対応をスタート
 円安や免税制度の改定などを背景に、訪日外国人観光客を呼び込む各社のインバウンド対策がかつてないほど盛り上がりを見せている。人口減少などに直面する国内市場において、そうしたインバウンド消費を取り込むことは今後の成長を占ううえで大きなテーマの1つとされる。

 現状では一部の大手メーカーが先行しているが、ハーバー研究所も昨年末から旗艦店の「ハーバー銀座館」で外国人旅行者向けの免税対応をスタートするなど、今後の需要確保に向けて試運転から本格化への気配を漂わせている。

 昨年8月にオープンした「ハーバー銀座館」では、地下1階を免税対応の専門売場として新装し、同12月末から中国語と英語によるスタッフ対応や外国語表記のPOP、電子パンフレット(iPad)を導入した。

 取締役店舗販売部担当兼ディレクターの藤井章夫氏によると、地下1階は当初は別の用途を想定していたが、外国人客が急増していたことから方針転換を図ったとしている。

 外国人来店客のうち、70~80%を占めるのが中国人だ(台湾含む)。また、タイやインドネシアなどの東南アジア圏の旅行者も目立ってきているという。

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