三葵コーポレーション・伊藤博行社長|自社開発容器をツールに共存のグローバル構想を推進

カンタンに言うと

三葵コーポレーション・伊藤博行社長|自社開発容器をツールに共存のグローバル構想を推進

 「当社は各OEMをはじめ関連企業に支えられ、現在まで成長できた」。そう語るのは、開発型容器メーカーで知られる三葵コーポレーションの伊藤博行社長。業界に携わり約40年のエキスパートながら、取材時には冒頭のような取引先への感謝の言葉で始まることがほとんどだ。同社は、主力のメークアップからスキンケア、トイレタリー関連まで幅広い容器の開発・販売を行い、昨年創業50年を迎えた。

 昨秋にはタイに工場を竣工・稼働させ、念願の海外進出を果たした。自社開発容器を「SANKIブランド」に位置づけ、世界の化粧品・OEMメーカーへの提案を開始。「現地生産・現地販売の実現」を目指していく。

 海外のマーケティング調査を進めていくうちに、自社に足りないものが見えてきた。「世界基準を捉えた容器の開発・製造」。海外事業の最注力課題に掲げる。

 日本の品質レベルは、世界でも高く評価されているが、国際競争の進展により、時にその評価が足枷にもなるようだ。価格、納期も品質同等に重視され、それらのバランスをとることが重要だという。

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