一丸ファルコス、髪・頭皮のエイジングケアをトータル提案

C&T 2015年12月15日号 58ページ

一丸ファルコス、髪・頭皮のエイジングケアをトータル提案
 化粧品・医薬部外品の機能性原料を開発している一丸ファルコスは、毛髪・頭皮の老化メカニズムを紐解き、それぞれの老化要因に対してアプローチする機能性原料をラインナップし、「ヘッドアンチエイジング」シリーズとして紹介している。今回は、その中から外原規に適合した4原料を含む、6つの植物由来ヘアケア原料を紹介する。

 まず紹介する「液状シアバター〈シア脂〉」(外原規適合)は、UVBを中心とした紫外線吸収域を持ち、紫外線による毛髪・頭皮のダメージを防ぐ効果が認められている。

 液状シアバター処理を行った毛髪は、ツバキ油処理の毛髪よりも、UVによる摩擦感の悪化を抑制する効果(キューティクル損傷抑制作用)が確認されており、エモリエント効果にも優れている。

 次に紹介するトウモロコシ由来の「フィトケラスターZ〈ゼイン〉」は、髪の表面に疎水性皮膜を形成してキューティクルを保護し、髪のダメージを補修する効果がこれまでの研究で明らかにされている。

 水をはじく性質を持つ健康な髪に対して、ダメージのある髪は保水力が失われて、水になじみやすく、艶や潤いが不足している。

 したがって、キューティクルの整った健康的な髪を取り戻すには、髪に疎水性の皮膜を作り、キューティクルを保護する「フィトケラスターZ」のような皮膜形成成分が必要とされる。

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