ハーバー研究所・末広社長、スキンケアを土台にメークやUVで攻勢

週刊粧業 2016年4月18日号 7ページ

カンタンに言うと

ハーバー研究所・末広社長、スキンケアを土台にメークやUVで攻勢
 ハーバー研究所は、昨年6月に末広栄二社長を招聘して以降、広告宣伝や顧客とのコミュニケーションを強化することで新客を急激に増やすなどしている。

 基幹アイテムの化粧オイル「スクワラン」を筆頭に、スキンケアの売上高は今期第3四半期累計(2015年4~12月)で前年同期比14.5%増と拡大中だ。

 こうして主力のスキンケアで顧客基盤を固めたうえで、現在はメークや健康食品などを上乗せしていくステップに入っている。末広社長に今後の計画を聞いた。

 ――広告宣伝やコミュニケーション変革の現状までの成果と進捗は。

 末広 社名に「研究所」とあるように、もともとモノづくりのクオリティは高い。一方で市場に出していく際の正しい訴求とコミュニケーションが少し足りなかったので、それをストーリー立てて進めている。

 商品の正しい使い方を理解してもらうために、カタログの内容やコールセンターの対応などを改め、効率性ではなく一人ひとりのお客様と深いコミュニケーションを意識するようにシフトしている。

 これによって本品やリピートの転換率が急上昇している状態だ。同時に、年代も20代など若い層に広がっている。

 それをまずはスキンケアで先行して進めたが、土台がしっかり作れてきたので今はメークやスペシャルケア商材など「+α」の分野にも広がっており、全体として厚みが増している。

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