ラシェル製薬、安心・安全ニーズ高まり国産青汁のOEMが好調

週刊粧業 2015年7月13日号 57ページ

カンタンに言うと

ラシェル製薬、安心・安全ニーズ高まり国産青汁のOEMが好調
 ラシェル製薬は今期、サプリメントのカテゴリーにおいて、原料に対する「安心・安全」へのニーズの高まりを受け、国産の大麦若葉を粉末加工した青汁のOEMが好調に推移しており、「このペースが続けば、主力の青汁関連商品が前期比で2~3割増になる見通しだ」(古賀哲也営業部課長)という。

 同社ではこれまで、低価格へのニーズに応じて中国産の大麦若葉を使用した青汁のOEMを展開してきたが、「近年は原料の安全性を重視する販売先が増え、特に今年は国産の大麦若葉の仕入量が大幅に増加している」(古賀氏)ことから、それに伴って国産を訴求した青汁への引き合いが高まっているという。

 また、同社では昨年から今年にかけて、中国に国産の青汁関連製品の輸出を行っている。今秋には台湾にも展開する予定で、海外に向けた輸出を本格化していく方針だ。

 サプリメントOEMのカテゴリーでは今後、今年4月に改良した鳥由来のヒアルロン酸とコラーゲンを主成分としたタブレットのほか、来春にはフランス海岸松樹皮エキスを配合した「美白」訴求の新たなサプリメントの提案を行い、インナービューティの領域を強化していくという。
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