【週刊粧業2016年2月1日号4面にて掲載】 新たな年を迎え、通販化粧品業界でも新製品も続々とリリースされる時期かと思います。 弊社で通販化粧品の無料サンプルについてのイメージ調査を1606名の女性に行ったところ表のような結果となりました。まず、1番多い回答が「購入前に試せるので安心、お得」(28.7%)、2番目が「後々、DMやメール、電話での勧誘が嫌」(14.3%)。次いで、「1回分(少量...
【週刊粧業2015年11月30日号4面にて掲載】 最近、50代女性と仕事やプライベートでもお話する機会が増えましたが、そこで多くの女性が外見面で悩んでいるのが意外にも「ファッション」についてでした。 もちろん、50代と一口に言っても、50代前半か後半か、ライフスタイル、もしくは有職者か未就労者かによってそのレベルは人によって差異はありますが、まとめると皆さん口をそろえて「カジュアル下手」を自...
【週刊粧業2015年10月5日14面にて掲載】 10月末日までミラノ万博が「食」をテーマに開催中ですが、この「食」を現代の美のトレンドの観点で取り上げていきたいと思います。 先般の国際展示場で行われたダイエット&ビューティーを見学しましたが、全体を通じて、「水素」や「酵素」といった代謝を上げたり、血行や巡りをよくする点に着目したラインナップが例年に増して多かったように思います。 最近...
【週刊粧業2015年7月27日号5面にて掲載】 「おひとりさま」という言葉が世の中に浸透して久しいですが、かつて「おひとりさま」向けといえば、「一人で気兼ねなく入れるお店」や「一人旅」のツアー等、「おひとりさま」自体をターゲットにしたサービスが目立ちました。が、最近は「おひとりさま」同士が交流できるような企画やイベントがここにきてまた盛況です。 グラフは、厚生労働省が発表した人口動態総覧の年...
【週刊粧業2015年6月1日号5面にて掲載】 前回は「女性が魅力的だと思う女性芸能人」のランキングに基づき、「女子ウケする女子」について分析しましたが、後編の今回は男性芸能人編です。 調査結果を見るに、一見王道とも思える中にも今ドキの「女ゴコロ」が垣間見られます。ランキングは1位福山雅治さん、2位西島秀俊さん、3位竹野内豊さんと続きます。 ドラマや映画、歌で活躍している方々ですが、特に1位の...
【週刊粧業2015年4月27日号5面にて掲載】 これまで弊社でも再三にわたり調査してきた「女子ウケ」という視点。「同性ウケ」のトレンドを探るべく、「女性にモテる女性はどんな人なのか?」を分析してみました。 表は、弊社で行った最新の「女性が魅力的だと思う女性芸能人」の調査結果です。まずキーワードとして挙げられるのは「潔さ」。 1位の米倉涼子さんは高視聴率ドラマの功績者でもあり、その影響も大きい...
【週刊粧業2015年3月30日号10面にて掲載】 以前、当コラムでも、現代女性が大事にしている美的キーワードとして、「自然体」「こなれ感」「抜け感」を挙げました。「女子ウケ」すなわち同性の目線も意識しながら、「異性ウケ」とのバランスをとりつつファッションや美容に好みやトレンドを反映させる今の女性たち。今回もこのあたりを彷彿とさせる調査データが出たので分析してみましょう。 今回、20~50代の...
【週刊粧業2015年1月26日号10面にて掲載】 年末はクリスマスや忘年会、年明けは新年会等のイベントが重なるこの時期、とかく女性誌やネットをはじめとするメディアでは、「モテメイク」「愛されヘア」など「モテる」関連の企画やタイトルが踊ります。この女性の「モテ意識」、本音を探るべく調査結果から分析してみました。 弊社で20~50代の女性にアンケートをとったところ、「自分は異性からモテるほうだと...
【週刊粧業2014年11月3日号12面にて掲載】 最近、女性向け商品やサービスの企業のマーケティング担当の方と話す際によく話題に上るトピックとして、40~50代女性すなわちF2・F3層の世代をターゲットにした商品開発や施策があります。 総務省統計局国税調査によると、40~50代女性の人口比率は、2015年予想では20~30代の約2倍近くというデータも出ています。少子高齢化の日本市場において、...
【週刊粧業2014年9月29日号4面にて掲載】 仕事柄、女性誌や美容専門誌に目を通す機会が多いのですが、ここ数年、ファッションや美容企画のタイトルに「こなれ感」「抜け感」といったワードが目立ちます。「MAX感」から2~3割引いた、この微妙なバランス感覚は、美意識の高い女性ならば、誰もが普段の自身のファッションやヘアメークに取り入れていると思います。 弊社でとった調査で「ファッションや美容面で...
【週刊粧業2014年7月28日号12面にて掲載】 今やバラエティショップや専門店でもオーガニック、自然派コスメといった分野が台頭して久しく、専門的な売場も充実してきました。化粧品の中でも昨今で接する人が増えてきたジャンルの一つといえるでしょう。しかし、使用する人が増加してきたとはいえ、現状はそれが主要都市以外の全国に及ぶとまだまだ普及の余地がありそうなのがこの分野のようです。 図①は、20代...
【週刊粧業2014年6月30日号4面にて掲載】 セルフ売場の美容部員の入店が最近見直されて来ています。弊社で調査したところ、「店頭でカウンセリングをよく受けている」「時々受けている」という「接客肯定派」は約7割にのぼります。うち、「受けたいと思うが、受けていない」という「隠れニーズ」を抱えた層が3割いるのは注目すべき点かと思います。 かつて化粧...
【週刊粧業2014年5月26日号5面にて掲載】 多様なファッションタイプ別にママ向け女性誌も相次いで創刊し、今や綺麗なママは当たり前、この層が増加かつ多様化するにつれ、マーケティングのテコ入れは美容業界の優先課題かと思います。 (図① 出産前と比べて美容にお金をかけていますか?) 図①は、育児中ママの美容消費意識の調査結果...
【週刊粧業2014年4月28日号10面にて掲載】 消費者は化粧品の購入動機につながる情報をどこで得ているのでしょうか? (2013年(株)DSプロモーション「美容トレンド調査」より) 表は「化粧品の情報入手先の調査結果」ですが、「店頭」が1位となっています。Web、口コミ、雑誌も有効な情報源ですが、店頭が1番なのは「テスタ...
新年度を迎えるシーズン、各メーカーからの新製品発売に伴う「新製品発表会」の相談も増えつつあります。 販路がまだ獲得できていない、宣伝に多く予算が割けない企業に弊社が提案しているのが大規模な会場や設営を必要としない美容編集者やライターを対象にしたクローズ式の「プレスセミナー」です。華やかな設営や演出の発表会に比べると出席人数は下回りがちですが、招待状に明確なテーマを記...
前回は、バブル世代の化粧品店頭購買行動のうち「接客タイミング」「中立性」について分析しました。今回は図にある3位、4位の「空間」「プロフェッショナル」を解説します。 (アラフォー・アラフィフ世代女性が化粧品売場に求めること) 「店員や他の人の目を気にせずテスターを試せる個室が欲しい」(45歳・会社員)のように「プライベート空間」を売場に求めるの...
景況感の上向きと同時に「バブル世代消費」に注目が集まっています。ネット販売など消費者にとって、販路の選択肢が増える中、化粧品会社、同売場を抱える流通業界の方々はこのバブル世代(40代半ば~50代)の女性たちをいかにリアルの売場で購入に導くか? と日々対策を講じていると思います。 図は弊社で調査した「アラフォー・アラフィフ女性が化粧品売場に求め...
松下令子
美容専門PR・販促支援会社 (株)DSプロモーション 代表取締役
「顧客と一緒に汗を流す」をモットーにPR・販促事業を展開。
医療機関テスター設置活動など独自の販促支援事業が好評。
「当連載では、私たちが業務を通じて得た“今日から試せる”
PR・販促施策のヒントをあらゆる角度から提案します」
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